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2020/06/29

ニーグリップ

Img_2843  バイクに乗るようになってからもう8年、これまでに走った距離は、約8万キロ、つまり地球を2周り。それでも、ニーグリップができるようになったのは、ごく最近のことである。ニーグリップとは、両足でしっかりバイクに捉まることで、基本中の基本なのだが、その習得にこれほどの時間を要したのだった。人生とは、そういうものかも知れない。そして、これからまた、曲がることを学び直そうかと思っている。そういえば、逆操舵というものを初めて体験したときは感動的だった。バイクは、ハンドルを右に切ると左に曲がると聞いてはいたが、ある日、道を走っていて、勇気を出して思い切って右に切ってみた。そうしたら、本当に左にカクッと曲がるではないか。これには驚いた。でも、それをどんなときに使ったら良いのか、いまだに分からない。最近覚えたのは、左カーブのときは、その直前で右足でステップを前に蹴ること。すると体重が後ろの車輪にうまいこと乗りながら、自然に車体が傾いてカーブを曲がれること。それから、止まる時は、完全に停止してから足を着くこと。また、足を上げてから発進すること。左手を完全に離したままでも止まれるようにすること。その他いろいろ。
 でも、何のためにそんなことを練習しているのかと言えば、すべては安全に走るためである。この「良い目的」に向けて、すべてが訓練されるということは、何と清々しいことだろう。他に理由など必要ない。この感触が、教習所時代からずっと続いている凛々しさなのである。

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