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2011/01/22

物事の道理を軽視していないか

 新改訳聖書は、原典に忠実で、直訳に近いと言う人がいるが、いくら直訳が望ましいとしても、それにこだわるあまり、常識を逸脱した内容になってしまっては何もならない。もちろん聖書がそのように言っているのなら、どこまでも聖書に忠実にしなければならないだろうが、以下の箇所は、とてもそのようには思えない。原典にこだわろうとするあまり、いや、物事の道理を軽視するあまり、突拍子のない内容に陥ってしまっていても、訳者は気づいていないのだろう。

【新改訳】 第一コリント 7章
(36)もし、処女である自分の娘の婚期も過ぎようとしていて、そのままでは、娘に対しての扱い方が正しくないと思い、またやむをえないことがあるならば、その人は、その心のままにしなさい。罪を犯すわけではありません。彼らに結婚させなさい。
(37)しかし、もし心のうちに堅く決意しており、ほかに強いられる事情もなく、また自分の思うとおりに行なうことのできる人が、処女である自分の娘をそのままにしておくのなら、そのことはりっぱです。
(38)ですから、処女である自分の娘を結婚させる人は良いことをしているのであり、また結婚させない人は、もっと良いことをしているのです。

【新共同訳】 第一コリント 7章
(36)もし、ある人が自分の相手である娘に対して、情熱が強くなり、その誓いにふさわしくないふるまいをしかねないと感じ、それ以上自分を抑制できないと思うなら、思いどおりにしなさい。罪を犯すことにはなりません。二人は結婚しなさい。
(37)しかし、心にしっかりした信念を持ち、無理に思いを抑えつけたりせずに、相手の娘をそのままにしておこうと決心した人は、そうしたらよいでしょう。
(38)要するに、相手の娘と結婚する人はそれで差し支えありませんが、結婚しない人の方がもっとよいのです。

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第2章

1.このようにして、地と諸々の天はその住人たちと共に完成した。
2.そして、7日目に神は、取り掛かられたすべての業を成し終えて、その日にそれらをやめて憩われた。
3.神は、この7日目を祝福し、聖別された。それは、ご自身が取り掛かられ、また創造された業から離れ、そこにおいて神が憩われたからである。
4.以下は、天と地が造られた時の創造の諸々の業のことである。その日神は、もろもろの天と地を作られたのであって、
5.それ以前には、どのような野の植物もまだ存在していなかったし、どのような野の草もまだ育っていなかった。というのも、主なる神かまだ地上に雨を降らせず、地を耕す人もいなかったからである。
6.それでも、地からは霧が立ち上がり、地の全面を潤していた。
7.主なる神は、地の塵で男を形造り、その鼻に命の息吹を吹き込まれた。すると男は、生ける魂となった。
8.主なる神は、エデンの東に園を設け、形造った人をそこに置かれた。
9.主なる神は地から、目に麗しく、食べるに良いすべての木が育つように植え、命の木と善悪を知る木をも園の中央に植えられた。
10.ひとつの川がエデンから出て、園を潤し、それがそこから分かれて、4つの川になった。
11.1本目の川の名はピソンと言い、良質の金を産出するハビラ地方全体を潤し、
12.また、ブデリウムとオニックスも採れた。
13.2本目の川は、ギホンと言い、エチオピアの全土を巡る。
14.3本目の川の名はヒデケルで、アッシリアの東に向かい、そして4本目の名は、ユーフラテスである。
15.主なる神は、男をエデンの園の中に置き、そこを耕し、守らせられた。
16.主なる神は、男に命じて言われた。園のどの木からも自由に食べて良い、
17.しかし、善悪を知る木からは食べてはいけない。あなたがそこから食べる日には、あなたは死ぬに違いないから。
18.また、主なる神は言われた。男がこのまま一人でいるのは良くない。彼にぴったりの助け手を造ろう。
19.そして、地上からは、野の獣、空からは鳥を地から形作り、アダムのところへ連れて来られ、それらを何と呼ぶか見ておられた。どのような生き物でも、アダムが呼んだ名は、それらの名となった。
20.アダムは、すべての家畜や空の鳥たち、野の獣に名を与えたが、彼に合った助けては見つからなかった。
21.そこで主なる神は、アダムに深い眠りを催させた。彼が眠ると、神は、彼の肋骨の一本を取り、その肉をふさがれた。
22.神は、男から取った肋骨で女を造り、彼のところへ連れて来られた。
23.するとアダムはいった、「これこそ私の骨の中の骨、肉の中の肉、彼女は男から取られたものだから彼女を女と呼ぶのがふさわしい」。
24.それゆえ男は、父母を離れ、女と結ばれ、彼らは一体となるのである。
25.彼ら男とその妻は、二人とも裸だったが、恥ずかしいとは思わなかった。

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