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2010/02/18

練習曲

ソルのことを「ギターのモーツアルト」と私は呼ぶ。その気性の荒さまで、まさにモーツアルトそっくりだからだ。そしてまた、彼の曲ほど、気品の高いものはない。しかも、人の心の深いところを心にくいまでに表現している。彼は、ギターを弾くとき、爪を使わなかった。指頭奏法という、彼独特の奏法で彼が作曲した曲は、まさに爪を使わずに演奏したときに彼本来の曲となるのだ。


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ロマンス

この曲は、たぶん団塊の世代の人たちにとって、あこがれの曲だろう。ギターと言えばこの曲であった。最初は、人差し指と親指だけで、弦をなでるようにして弾いていたが、そのうち、アルペジオという高度な技法を使うことができるようになった。それは、和音を分散して弾くのであり、一本一本の指がそれぞれ一つの音を受け持ち、それらがすべて音質的にも音量的にも調和した響きを作り出すのである。この曲は、その難易度に比して、なぜか中級にランク付けされている。それをギターを持ったばかりの人々の誰もがいきなり弾きたいと思っていたところに、古き良き時代のロマンを感じる。現代においては、このような心温まるロマンが少なくなってしまったのではないだろうか。何もかも、その可能性と限界が計算しつくされているような世界が実現しつつある。しかし、そのような世界の中に、神の与えられる可能性がある。神の視点から見た時に、無限の可能性がまだ残されているのをこの曲を弾きながら確認するのである。



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第4章

 神はモーセとアロンに、再びレビ人の人口調査を命じられた。しかし今度は、臨在の幕屋における仕事に従事することのできる35才から50才までの人が対象であった。
 レビ族は、ゲルション、ケハト、メラリの3つの家系からなり、モーセとアロンはケハトの家系に属する。そこで、ケハトの氏族は、契約の箱を含む幕屋の聖なる祭具の運搬に携わることを命じられた。まず、アロンとその子らが祭具類を周到に梱包し、それに担ぎ棒を差し入れる。その後にケハトに属する氏族たちがその運搬に取りかかることになっていた。それは、彼らが聖なるものに直接触れて死ぬことがないためであった。祭具類は、基本的に、それが運用されている状態のままに梱包された。例えば、契約の箱についは、臨在の幕屋においては、聖所の奥、厚い垂れ幕で仕切られた中、至聖所に納められていた。幕屋は様々な布で覆われた外側を防水のためにじゅごんの皮で覆われていた。ちょうどそのように、契約の箱をまず垂れ幕で覆い、その外をじゅごんの皮で包んだ。さらにその外を青い一枚布でくるむのは、青空をあらわしているのだろか。そのようにして、聖所とそこにあった、祭壇を含むすべての祭具類を規定通り梱包した後に、ケハトの子らが来て、それらを運び出すことになっていた。
 ゲルションの氏族たちは、幕屋を覆う諸々の幕とそれらを張るための用具類を畳んで運搬する勤めを与えられた。メラリの氏族たちは、その後に残された壁板や横木、台座等の梱包と運搬を司った。
 それにしても、なんということだろうか。神は、ご自身の選ばれた民に、ご自身の臨在を持ち運ぶことを許されたのである。そして、「私は彼らの直中に住む」と言われた。これは、イエス・キリストを予表するものである。「神が人と共に住み、その臨在が人と共にある」、これは実に、主イエス・キリストにおいて実現したのである。そして、さらにそれは、ペンテコステにおける聖霊降臨において実現し、さらに御子の再臨後に、聖なる都、新しいエルサレムが御子の花嫁として天から下ってくるときに最終的に実現するのである。

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