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2010/01/16

サムエルの祈り

 主は来てそこに立たれ、これまでと同じように、サムエルを呼ばれた。「サムエルよ。」サムエルは答えた。「どうぞお話ください。僕は聞いております。」 サムエル記上 第3章10節
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 主から呼びかけられた声に、少年サムエルは純真な心で応答した。それは、すべてを置いて、ただただ主の声に耳を傾けるひたむきな姿勢であり、そのような真摯なサムエルの心に主は応えられ、特別に語られたのである。私たちもこの少年サムエルの純真で、ただ主の御声を何よりも最優先で聞こうという姿勢になることがここで教えられているのである。
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■■ そうじゃな~い! ■■
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 サムエルがそのような熱心に主に聞こうとする心を持っていたなどとは聖書に書いていない。このときのサムエルは何も知らない幼い子供だったのであり、主が語りかけられるお方だということすら知らなかったのだから、まして耳を傾けようなどと思うはずがない。サムエルは、ただエリに言われた通りのことをオウム返しに言ったに過ぎないのである。ここで語られているのは、そのようなお行儀のよい教訓ではなく、むしろ祭司エリへの当てつけであり、神はエリに語られずにこの無価値な少年サムエルに語られたということである。そしてその裁きは、それを聞く者の両耳が鳴るほどの恐ろしい内容であったということである。だから、ここを読む者は、神を畏れ、また神の心の悲しみをさえ、この個所から感じ取ることが求められていると思うのだ。
 私たちは、聖書を勝手にでっち上げて、それを床の間にでも飾っておくようなものにしてしまわないように気をつけなければならないと思うのだ。

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