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2008/11/11

コンピュータクラウド

 「クラウド」という言葉を最近聞くようになった。クラウドとは、雲のこと。雲のようにたくさんのコンピュータに囲まれているというか、そういう雲がインターネット上に存在するということである。実際にどこにあるかというと、例えばAmazon.comが持っている。彼らは、コンテナサーバというのを使っているらしい。これは、4000台ものサーバを一つのコンテナに詰め込み、自然水で冷やしているので、熱効率も圧倒的で、このコンテナ1台を一人の管理者が保守しているという。そのコンテナが、数百台あるというのだから、全体で数十万台という数になり、まさにクラウド「雲」のようなコンピュータの集合となる。これだけあると、どれかのコンピュータが常に頻繁に故障しそうなのだが、実際にそうで、彼らは、そのように故障したコンピュータをめったに修理せずにほったらかしにしているという。サーバにインストールしているOSがすべて仮想化技術を使っており、壊れたサーバから、隣の正常なサーバに一瞬で引越しができるという。そして、1ヶ月に1度程度、まとめて故障機を入れ替えているらしい。だから、1人で4000台も管理できるのだ。
 このクラウドの中に、仮想サーバを借りると、サーバ1台、丸ごと借りても、1時間10円という値段らしい。そうすると100台かりても1時間に1000円ということになる。つまり、私のような者でも、スーパコンピュータを手軽に借りることができるということだ。
 神様は、いったい何を考えておられるのか。この環境を使えば、きっと何かとてつもないことができるに違いない。もうこうしてはいられない。世界中に救いを待っている人がいる。と、なぜかそういう気持ちになる。救いとスーパコンピュータがどのように結びつくのかさえ分からないのだが、私の情報技術者としての心の中に、何か燃えるものがある。今や日本中の家一軒一軒を含む地図データが無料で手に入る日も目前に迫っている。これは、基盤地図情報と言って、国が整備して一部は、すでに無償ダウンロードが始まっている。日本全国の家々や道路、橋、川等々をすべてコンピュータに入れられる。また、ライフログと言って、すべての携帯電話から出る位置情報付きの個人情報が加工されて売り買いされる日も近づきつつあるようだ。そのようにして、現実世界の多くがコンピュータ世界に移住してくる日が迫っている。そして、それが、私のような一人の人が操るコンピュータの中に納めることもできるのだから、これは、きっと何かが起こるに違いない。そんなことを考えていると、あのエステル記で、王妃エステルにモルデカイが語った言葉が心に響いてくる。すなわち、「もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう」と。

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