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2008/05/29

偽りを言う霊

歴代誌下 第18章

 イスラエルの王アハブがヨシャパテに、ラモト・ギルアデを攻めるので戦いに同行してほしいと誘った。ヨシャパテはアハブに、「まず主の言葉を求めてください」と言った。しかし、当時のイスラエルは、ヤロブアム以来、正当な信仰から離れており、預言者たちは、ただ王を喜ばすことだけを形式的に語るようになっていた。口を揃えて王に幸運を告げる400人の預言者たちの偽りを見抜いたヨシャパテが、「ここには、このほかに我々が尋ねることのできる主の預言者はいないのですか」と問うと、アハブは厭々、主の預言者ミカヤを呼びに行かせた。このミカヤは、神がイスラエルのために残されていた者であり、イスラエルの罪を嘆き、その回復を祈り求めていたのだった。
 その場に到着したミカヤにアハブが「ミカヤよ、我々はラモト・ギルアデに行って戦いを挑むべきか、それとも控えるべきか」と問うと、彼は憤然として答えた、「攻め上って勝利を勝ち取ってください。敵はあなたたちの手に渡されます」と。ミカヤは、アハブが主の御心を求めているのではないことに憤ったのである。しかし、アハブが再びミカヤに、「何度誓わせたら、お前は主の名によって真実だけをわたしに告げるようになるのか」と言うと、今度は天からの聖なる憤りがミカヤを満たし、彼は主の御旨を語り始めた、「イスラエル人が皆、羊飼いのいない羊のように山々に散っているのを私は見ました。・・・」。それは、イスラエルの大敗を告げる預言であった。さらにミカヤが、主から遣わされた、偽りを言う霊が預言者の口に偽りを与えていること、その目的がアハブを戦死させるためであることを暴露すると、アハブは激怒し、ミカヤを獄につなぐことを命じた。
 神は、ミカヤを通じて、それらのことをイスラエルとユダに示し、主に背く王と預言者の末路を示して警告された。しかし、彼らは聞き従わず、神を畏れることもなかったので、アハブは、このアラム軍との戦いで倒れた。

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