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2008/05/24

ラーメン

Ramen これは、私が作ったインスタント・ラーメンである。最近では、家族の分までつくることが多く、だいぶ自分の味が出せるようになってきたことがうれしい。
 それにしても、日本人はどうしてこうラーメンが好きなのだろう。私の家の近くにも、派手な看板のラーメン屋がつい最近できた。東京の事務所にいたころは、疲れてくると、夕食には、どうしてもラーメンを食べたくなった。なんだかほっとして、元気が回復するようなのだ。そこで、私が考えたラーメンの秘密はこうである。
 まず、ラーメンはリッチである。麺とスープを同時に味わうことができる。これは、サンドイッチのようなものだ。従って、短時間にゴージャスな雰囲気に浸れる。これは、時間の無い現代人にもってこいだ。さらに、種類が多く、みな独特の味を持っている。味噌、醤油、塩、とんこつ、ごま、等々、様々なスープ、そして麺も多様なら、その上にのせるのり、ねぎ、鳴門、チャーシュー、もやし、等々のバラエティーにとんだトッピング、みな手ごろな値段で味わうことができる。また、ラーメン屋に入ってみると、そこは一つのエンターテインメントだ。作る人とそれを味わう人が一つのステージでコミュニケーションができるし、そこには結構なスリルがある。ギトギトの油、先客がこぼした汁、キャベツのかけら、そしてラーメンを持ってくるおばさんの親指がつゆの中に入っていたりすれば、これ以上のスキンシップがあるだろうか。食べ終わってお金を払いながら何か言って出て行く人。となりの人の頼んだラーメンのにおい。私も餃子を頼めばよかったなどという後悔と次回への期待。そこで読む新聞や雑誌のページに落ちている染み。それらすべてが、一旦店を出ると、跡形も無く消え去り、心は生活への新たな希望に満たされる。
 ああ、この文化がある限り、日本人にもまだ生きる力が供給され続けるのではないだろうか。

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