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2007/12/12

王権

歴代誌上 第14章

 神は、ダビデの王権をイスラエルにおいても、また諸国の間でも、揺るぎないものとされた。ダビデは、それを様々なことを通じて悟った。
 ティルスの王ヒラムは、ダビデのもとに使節や資材、職人を送り、王宮建設のために協力したし、ペリシテ人は、ダビデの命をねらって攻撃を仕掛けてきた。それらすべてのことは、ダビデが名実と共にイスラエルの王であることを裏付けるものであった。ダビデが神に託宣を求めると、神は、彼に戦略を示し、ダビデの手により、水が堤防を破るように打ち砕いて下さった。
 ダビデは、これまでずっと勇者であり、その出ていくところどんなところでも勝利を得ていた。しかも、今や全イスラエルの軍隊は、彼の意のままに動くのだから、改めて神に託宣を求める必要はなかったのかもしれない。しかしダビデは、彼に与えられている権威の基となるお方を良く知っていた。そして、圧倒的な勢力を獲得した今、従来にも増して、神に頼り、その権威の下にひざまづくことが必要であることを理解したのである。そしてそのとき、かつてイスラエルの民がわがままのゆえに求め、サムエルが最後まで賛成しなかったような王権が、主イエス・キリストの権威を指し示し、神を礼拝する本質的な要素となるのである。

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