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2007/11/29

信仰の領地

歴代誌上 第7章

 ここには、約束の地のヨルダン川西岸に領地を与えられたイスラエルの部族たちが、東から順に掲載されているように見える。彼らの中には、たくさんの勇士が生まれ、系図に登録されていった。
 この時代に一番重要だったのは、神から示され、神の助けにより、自分たちの手で勝ち取った領地を、再び他民族に奪われないように守り続けることだったのだろう。そこで、この時代における神の祝福は、子が多いことと、それらの子が勇士として登録されることだった。
 そして彼らの目的は、もはや新しい領土の獲得ではなく、すでに得た土地を守り通すことだったのである。これは、私たちの信仰生活にとって示唆的なことである。私たちには、すでに主イエス・キリストが勝ち取ってくださった信仰の領域を自分の力で守り通すことが求められている。しかしそれは、決して安穏としていてできることではなく、決死の戦いなのであり、私たちは神からいただいたそれぞれの賜物でその戦いに挑むのである。
 それでは、私たちの今の状態は、どのようなものだろうか。もしかすると、洗礼を受けたときに、一度は獲得した信仰と献身の内の少なくない部分を日常の心配ごとや自分勝手な夢によって、いつの間にか占領されてしまっていないだろうか。もしそうなら、私たちに必要なのは、勇士である。勇士が行うのは戦いであり、日常の細々とした心遣いから離れて、略奪されていたものを取り戻すのであり、自分の戦いを、あのダビデのように「神の戦い」と宣言し、その勝利にすべてを掛けるのだから。

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