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2007/11/20

民族の重さ

歴代誌上 第4章

 この章には、ユダの子孫のもう一つのリストが展開されている。ユダとタマルの間にペレツが生まれ、ペレツからヘツロンが、ヘツロンからエラフメエル、ラム、ケルバイ(カレブ)が生まれた。ダビデ王は、このうちラムの家系に属している。一方、カレブはエフラタとの間にフルを生んだ。そして、この長男フルから、ここに記されているようにたくさんの氏族が生まれてきた。この歴代誌の著者は、それらの雑多な人々のことを良く知っているかのように愛着を持って列挙している。さらにユダの子シェラの子孫、彼らは亜麻布の仕事をする家の氏族、その子孫にはまた、王宮に仕える焼き物師たちもいた。また、シメオンの子孫についても言及されている。シメオンは、自ら行った暴虐な行為により、父ヤコブから呪われたゆえに、12部族としての神の祝福を受け継ぎながらも、さして大きな群れにはならなかった。さらには、その後に列挙されている人々をも含めたおびただしい数の普段は名を聞くこともない民族たち。神は彼らを軽んじてはおられない。彼らを創造し、その行き先を見守り、その繁栄を喜ばれる。人知れずに生まれ、その母が苦しんで産んだような彼ヤベツの祈りさえも慈しみをもってかなえられた。
 イスラエルの神は、また全世界、全民族の神である。神にとっては、ご自身が導かれたあの壮大な出エジプト記や民数記、ヨシュア記のドラマも、これら無数の民族の運命の行方に比べたら、語るに値しないほどのことなのである。

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