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2007/08/22

不可知論者

ヨブ記 第11章

 ナアマ人ツォファルは話し始めた。彼は、不可知論者である。すわなち、物事の理は深く、人がそれを極め尽くすことはできない。まして、人は全能者である神と言い争うことはできない。だから、何かを確信を持って宣言するような者がいれば、彼はうそつきであり、まじめに人生を生きていない証拠であると彼は主張する。しかし、すべてを不可知とする者が、どのようにしてこの世界を真剣に生きることができるのか。この世界を不可知とするものは、それにより自分の人生を不可知としていることが分からないのだろうか。そして、華々しくは、最後に彼自身が不可知なものとなり果てるのである。ヨブの戦いは、この世界を取り戻す戦いである。ヨブがもしこの戦いに負けるようなことがあれば、私たちもきっと、この世界に回帰できないことになるだろう。

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