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2007/02/20

使命と裁き

エゼキエル書 第31章

 エジプトは、かつて祝福された国であった。その栄華は限りなく、その文化は他国の追従を許さない高度なものであった。それは、天文学、数学、芸術、建築学、治水、農耕、政治、その他あらゆる領域において、他国に勝っていた。諸国は、エジプトの偉大さの故にその元にひれ伏し、エジプトを通して種々の恩恵を神から受け取っていた。神が彼らを特別に顧み、彼らを祝福したからであった。その目的は、彼らがその文化と貢献により、神の栄光を表し、神の御名が諸国の間であがめられるためであった。しかし、エジプトは自分たちの優越を自分たちの手柄とし、それをもっておごり高ぶり、天の神に栄光を帰すことをしないばかりか、返って自分たちが作り上げた偶像を拝み、自分たちの繁栄をそれらの偶像のなした業とした。諸国はそれを見て、地上に正しいことが行われていないことを感じ取り、エジプトの繁栄をうらやみ怪しんだ。
 それゆえ義を行う方、すなわち天の神は、エジプトをそのままにしてはおかれない。神は彼らに注いでいた祝福の流れを止められる。この祝福は、神から彼らに継続的に注がれる必要のあるものである。もしこの流れが止まってしまうなら、エジプトの繁栄もまた止められる。諸国は、その裁きを見て慰めを得、天の神に栄光を帰する。エジプトの繁栄は二度と回復されない。彼らが神から与えられていた自分の使命を知り、それを果たすことをしなかったからである。

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