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2006/12/16

いじめられっ子への励まし

 最近の子供たち青年たちの社会の歪がかなり大きくなってきているらしく、マスコミでもいじめのことが良く取り上げらてきており、新聞でも様々な趣向で特集を組んだりしているようだ。今日(12/16)の朝刊にも、1面に『いじめられている君へ』という特集で、有名な漫画家が提言をしていた。
 『あなたの人生は、はじまったばかりだ。目の前には、時間という宝物がある。無限大の可能性がある。未来は両手を広げてあなたを待っている。・・・・・・・』 なんという無責任な励ましであろうか。
 『自分は何のために生まれてきたのか。それはいまわからなくてもいい。必ずわかるときがくる。いずれ、自分はこうなりたいという夢が見えてくる。』 「こうなりたい」ということと「何のために生まれてきたのか」ということが同じとはどうしたことだろう。
 『夢は、おおきければ大きいほどよい。年をとればとるほど、夢は縮んでいく。だから夢の土台は大きくかまえなければいけない。』 年とともに夢が縮んで行くなら最後はどうなるだろうか。人生がそんなものなら、生きる価値などないではないか。
 『あざけられたり、ひやかされたりしてもかまわない。いちど見つければ、あとは夢があなたを支えてくれる。』 現実から目をそむけて、ただ夢を見るように生きろということだろうか。
 『なにより自分の人生は自分で決めるべきものだ。』 結局何の励ましでもなく、提言でもない。
 いじめに本気で取り組んでいる人はたくさんいるだろう。その人たちの努力には敬意を表したい。しかし、新聞のトップ記事に、このような内容が、こともあろうに『いじめられている君へ』の励ましの言葉として載せられているということに、この世界が果てしなく狂ってしまっていることを感じざるを得ない。
 人はなぜ生まれてくるのか。生まれたくて、生きたくて生まれてくるのだと私は信じる。これは、単なる思い込みとは言い切れないと思う。なぜなら、もしそうでないなら、自殺して行く人に、「死ぬな」と言うことはできないと思うから。
 人は、生まれたくて、生きたくて生まれてくるはずなのだ。ぜったいそうであるはずだ。そうでなければ、この世界もこの宇宙も神さえも存在価値はないと思う。
 しかし、いつしか人は、考え始める。「どうやって生きれば良いのか。」「どう生きるのが良い方法なのか。」その先は、「何とかうまく生きられないか。」「何とか苦しまずに生きられる方法はないのか。」「何か、現実から目をそむけて、夢のようにこの地上の時間を浪費する方法はないのか。」等々となって行ってしまう。
 私は声を大にして言いたい。 最初からそんなだったのか。そうではないだろう。そうではなかったはずだ。
 そして、今でもそうではないはずだ。何も変わっていないよ。何一つ、みんな以前のままだ。ただ変わったのは、あなただけだ。たくさんの数の「あなた」の心が変わってしまったのだ。どうして?だまされているんだ。なにに?何かに。それは何なんだ。「うそっぱちにさ」 人間が正しいことの追求を放棄してしまったからだ。資本主義社会の責任かもしれない。人間が生み出したもののすべてが、人間に向かって、いま復讐を始めているのだ。
 もういちどもとにもどろうじゃないか。 生きる意味なんて考えはじめない、あの生まれたままの心に。

 それが、神さまを信じるってことだよ。

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エゼキエル書 第26章

 神はティルスに対して怒りを発せられる。彼(その民族)が神の民イスラエルを嘲ったからである。イスラエルは神に対して大いなる罪を犯し、今もまだその中に呻いている。しかし、彼らが神の民であるという事実は、今も神の前に変わってはいないのである。
 何故にティルスは神の民を嘲ったのか。まず彼はイスラエルに対して嫉妬したのである。神がどれだけご自身の民を愛されておられるかを見たからである。しかし元はと言えば、ティルスも神に創造されたのではなかったのか。その通りである。神はティルスを愛をもって創造された。しかし彼ティルスは、神から与えられた栄光を自分のものと勘違いし、それを乱用しようとしたのである。
 イスラエルの罪は、一言で言えば、むさぼりの罪であり、それにより神以外のものに心を引かれ、望みを置くようになってしまった、いわゆる姦姻の罪である。それに対して、ティルスの罪は、神の栄光をもって自分の栄光にしようという冒涜の罪である。この罪は、悪魔の業に通ずるところがある。それゆえ神はティルスをきびしく裁かれるのである。
 父なる神さま。あなたは、永遠の愛でイスラエルを愛しておられるのですね。

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