« 2006年8月18日 | トップページ | 2006年9月5日 »

2006/09/02

天上の法則

レビ記 第15章

 この章では、人の体から生じた種々の流出物による汚れについて取り扱われている。
 人体は、一つの閉じたシステムである。そこでもし、そこから何物かが流出することがあるとすれば、それは異常事態であり、早急な対処なされなければならない。特に、そのような流出を生じている人が、何か感染症にでも掛かっているのなら、それは正に緊急事態である。
 律法にはこのように、社会の秩序維持を目的にしているような側面がある。そしてそれは、律法本来の祭儀的な面と相対した、二元的なもののような感触も与える。しかしそうではないのだろう。神は二元論的なお方ではなく、すべを統治しておられるからである。そこで神が「汚れた」とされるものは、それが病原菌を含もうとそうでなかろうと汚れているのである。この「汚れた」という概念は、天上の高い概念であり、地上の概念であるところの「汚染された」とかいう状態は、この天上の「汚れ」の一つの結果でしかない。
 私たちは、通常はこの世界の概念で生きているのだが、何よりもまず天上の概念において「汚れ」から解放されることが必要なのだ。
 というのは、私たちの国籍は天にあり、私たちはこの地上に於いて放浪者であり、旅人であるからだ。
 父なる神さま。私たちが地上におけると同時に天上の世界においても生きることができますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年8月18日 | トップページ | 2006年9月5日 »