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2006/04/23

約束の地

出エジプト記 第23章

 ここには、主に社会的なモラルと知恵が提示されている。彼らが荒野におけるしばしの試練の後に入ることになっていた約束の地において彼らが幸福な生活を送るために神が知恵を授けられたのである。
 モラルも知恵も共に目指すところは一つであり、創造者なる神を敬うことである。神を敬うことは、神の創造されたものを敬うことと一つである。神は愛によりこの世界をつくり、愛を持ってこの世界を導いていてくださるからである。この愛を知り、この愛を生きることこそが神を愛することであり、それが神を敬うことなのである。
 父なる神さま。私の人生であなたを第一にすることができますように。

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律法の精神

出エジプト記 第22章

 ここには、日常生活における少し細かいモラルが提示されている。それは非常に人間的で日常における個々のケースに対応可能になっており、荒野を旅するイスラエル民族のためというよりは、彼らが約束の地に入ってからの生活を想定しているように見える。このことからも彼らには、最初から40年に渡る荒野の旅は、意図されていなかったことが推測される。それは彼らの不信仰の結果なのだ。
 しかしそれにしても、このとき提示された決めごとの細かさや具対性からみると、とても彼らの生活全体を網羅するには紙面が足りないように思われる。ここに聖書の性質が表れている。つまりそれは、すべてを書いたものではなく、考え方を提示したものということだ。ヨハネの福音書にこう書かれている。すなわち「主イエスが行われたことは、これ以外にもあるが、いちいち書き記すなら、世界もそれを収めきれないであろう。」
 神はモーセを通して、細々としたモラルの事例を示すことにより、いったい何を提示されたのか。それは実は、神ご自身がどのようなお方かということなのだ。
 そればかりか、神が私たちに示そうとされるのは、いつも神ご自身のことであるし、神が私たちに与えようとされるのも、またいつも神ご自身そのものなのだ。
 父なる神さま。ただあなただけを知ることと、ただあなただけを受け取ることを求めます。

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