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2006/03/09

アブラハムとの契約

出エジプト記 第2章

 神は、エジプトにおけるイスラエル人の労役をご覧になり、遠い昔に結ばれたアブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。
 3つの契約があるのではなく、1つの契約であり、それは神がアブラハムと結ばれた契約なのである。しかし、神はその契約の中でご自身を「アブラハム、イサク、ヤコブの神」と言い表された。その通り、この契約は、3代に渡る契約であり、出エジプトを経て新しい契約へと移行するのである。
 それでは、出エジプト記における新しい契約とは、いかなるものなのか。一言で言ってそれは、神と人との一対一の契約である。アブラハムのような代表者を立てない契約、神が一人一人の人間と直接に結ばれた契約である。その意味でモーセは、民の代表者ではあるが、決して契約の代表者ではない。
 このような厳格な契約により、神が意図されたのは、人の罪の徹底した糾弾なのである。それにより、罪の意識の先鋭化と購いの概念の創造、救い主の啓示とその待望が発現されてくる。そのようにして歴史は主イエス・キリストへと動いて行くのだ。
 父なる神さま。あなたの前に常に一人で立っていることができますように。

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