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2005/12/26

サラの死

創世記 第23章

 イサクが生まれてから27年後、アブラハムの妻サラが死んだ。アブラハムは、出かけていてその場にいなかった。サラは、歳老いてはいたが、母としてイサクをりっぱに育てあげていた。神は、アブラハムに子を与えられただけでなく、またその子を育てるためのすべての必要を満たしてくださったのだった。
 アブラハムは、サラのために悲しんだ。サラは彼の伴侶であり、彼のすべての財産以上に価値のある存在だったから。伴侶をなくすということは、人生の意味を半分失うことかも知れない。というのは、サラはアブラハムの人生の助けとして神が与えれた存在だったのだから。身近な人の死を前にして、アブラハムは人生の意味を新ためて考えたことだろう。
 彼にしてみれば、サラを思い出の多い地、カルデヤのウルかハランに葬りたい思いもあったかもしれない。特にハランには、彼の父テラの墓があるのだから。
 しかしアブラハムは今住んでいるカナンの地にサラを葬るための土地を買った。アブラハムにとってハランやカルデヤのウルは故郷ではなかったのである。彼の故郷は、またこのカナンでもなかった。彼の故郷は天にあり、彼は信仰によりそれを遥かに仰ぎ見ていたのである。
 父なる神さま。天にある私たちの故郷のことを教えてください。

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