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2005/12/01

新しい契約

創世記 第17章

 神は、アブラハムとその子孫との間に新しい契約を結ばれた。従来の契約はアブラハムとの間のものであり、それは彼の子孫にカナンの土地を与えるというものであったが、今度の契約は、神とその民との直接の契約であり、アブラハムがその代表というわけではなかった。それは、一人一人が割礼を受けることにより、神がその人の神となられるというものであった。
 「割礼」それは、生まれて8日目に授けられることにより、本人の意志ではなく、共同体としての決断となる。また、割礼を受けない者は、共同体から抹消されることになった。神は、アブラハムの名前を変えることにより、この新しい契約に彼をも共同体の一人として参加させたのだった。
 アブラハムはまた、イシマエルによって、他の12の国民の父となると神は言われた。これらの民族は、神と永遠の契約を結ぶことはしないが、神はアブラハムのゆえに彼らを偉大な民にすることを約束されたのだった。
 父なる神さま。私たちの思いよりも遥かに高いあなたのご計画について教えてください。

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助言

創世記 第16章

 神はアブラハムの子孫を空の星のように増やすことを約束し、彼と契約を結んだ。しかし彼の妻サライは、彼に子供を生まなかった。
 なんという矛盾だろうか。これが私たちの住む世界の現実なのだ。全能の神がおられ、私たちを愛して、一人子をさえ賜った。しかし、それを信じた私たちの生活は、これまでと全く変わっていない。昨日までも、今日も、そして明日からも。
 私たちの視点からは、一見そんなふうに見える。しかし全能の神の視点では、けっしてそんなことはない。神にとっては、一時も永遠も変わることはない。神は、その強い御手により、アブラハムを祝福しようとしておられたのであり、その計画の実現が遅れることはなかった。
 しかしここで、この時点における最善策が彼の妻サライから提起される。それは、神のみことばに立ち、現状を打開する究極の策であり、サライ自身も大きな犠牲を要求されるものであった。アブラハムがこれに従ったのは、様々なことを考慮してのことだったと思われるが、特にサライの気持ちへの配慮が大きかったと思われる。
 この計画は、すぐに挫折を見るのだが、そのときアブラハムは、サライをたしなめることもせず、彼女の訴えに最大限の誠意をもって応じた。
 この世界で私たちが提起する計画は、すべてこのようなものだ。それは、その時点における最善策ではあるが、神のご計画から見たときには、妨げであり、失敗である。私たちにはそれしか作り出すことができない。そこで、神はそのような私たちの不完全な計画をも用いて、ご計画を実現されるのだ。
 父なる神様。私があなたのご計画に参与できますように。

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契約

創世記 第15章

 アブラハムは、神といったいどのような契約を結んだのだろうか。つまり、それはどのような内容だったのだろうか。また、それはいつまでの契約だったのだろうか。
 神はアブラハムに、彼の遠い子孫の運命を語られた。彼らが、異邦の地で奴隷となって異邦人に仕えることを。そしてそれが400年もの間続くということを。そしてその苦難の後、彼らは非常に大人数となって、その奴隷の地を出て、再び神がアブラハムに与えると言われた約束の土地に戻って来ると。これらのことは、出エジプト記のできごとを指しているのだが、それはいったい何を意味しているのだろうか。
 それは、神がアブラハムに約束された通りに、彼の子孫が増え広がるということは、彼らの独力では到底できないことだったからだ。
 かつて、アブラハムとロトは、互いの持ち物が多すぎて、共に暮らすことができなかった。つまりイスラエルが共同体生活をしながら増え広がるためには、エジプト人の支配下に入る必要があったのだ。彼らには。共同体という概念がなかったので、エジプトでそれを身につける必要があったのだ。これらのことから、「社会性」自体は異邦的な要素であることが分かる。人が神と真剣に向き合おうとすれば、社会性は排除される必要があるのかもしれない。しかし神は、イスラエルにおいて、まったく新しい共同体を創ろうとされていたのだった。それは、築き上げるタイプではなく、突然に出現し、すべてが神の掲示により動いていく共同体である。そのような共同体が、モーセにより、実際に顕現したのであった。
 神がアブラハムと交わされた祝福の約束には、このようなものがすべて含まれていた。アブラハムには、神の心が与えられていたのだ。
 父なる神様、アブラハムとあなたの契約の中に、私を歩ませてください。j

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