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2004/10/30

もっともすばらしいこと

 あるとき、妻とディスカウントスーパーに買い物に行ったとき、一足の革靴を買った。何度か履いてみて、ちょうどぴったりくるのを買ったつもりだった。しかし、家に帰ってから良く見ると、それは25.5cmの靴だった。ちなみに私がいつも履いているのは、26.5cmのものだ。
 そういう訳で、その靴は私の悩みの種になった。でも、せっかく買ったので、妻の手前もあり、無理して履いていた。やはり、足がきつくて苦しい。自分の足が、朝と昼と夜にどれだけ大きさが違うかということが実によく分かるようになった。そして、2ヶ月が過ぎた。足が慣れたのか、靴が伸びたのか分からないが、だんだん我慢できるようになってきた。でもきついことはきつい、のだった。
 あるとき、この靴で、会社の昼休みに散歩をしていた。いつものお気に入りのコースを通っていた。茶畑の中を歩いていたとき、白い花びらに黄色のオシベがあるお茶の花が咲いていた。実に地味な花だ。良く気をつけて見ないと、見落としてしまうような花。ひっそりと慎ましやかに咲いていた。私が見た花には、蝶々が一匹羽ばたいていた。すると突然それらの風景が、実に美しく輝いて見えた。するとそのとき、私の心に言葉がそっと入ってきた。「この花はあなたのために咲かせたのだ。そして、蝶々をここに羽ばたかせたのも私だ。あなたの心を楽しませるために。」
 私は、神様に言葉を返した。「ええ、神様、とても信じられません。あなたが私にそんなことをして下さるとは。どうしてですか。」「私はあなたを愛している。あなたを愛して、すべてをあなたに与えたのだ。」「神様、とても信じられません。」 
 それから、日曜日が来た。いつもの通り、教会に行って礼拝に出席した。すると、牧師先生が私に靴を下さると言われたのだった。親戚からもらったのだが、自分には大きすぎるので私に下さると言うのだった。私は、その靴を見て驚いてしまった。それは、2ヶ月ほど前に私が買った25.5cmの靴、いま我慢してはいている靴とまったく同じ形、同じデザイン、同じ色の靴だった。ただし、大きさは、26.5cm。
 家に帰って、いただいた靴を履いてみたら、なんと足にぴったりくることか。足がうれしい。きもちいい。やさしさに包まれた感じがし、こんなことを考えた。「もし、先日神様が言われたことが本当だったらどうだろう。」「それは、私に考えられるもっともすばらしいことではないだろうか。」
 もし、こうだったらどうだろう。
 さあ、あなたに考えられるもっともすばらしいことを考えてみたまえ。もう考えたかな。それ以上のすばらしいことはないかな。それでいい?それじゃあ、その100倍すばらしいことがあると、とにかく想像してみよう。いいかな、用意はできた?
 それがあなたの人生なのです。

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